佐城雪美

提供: ゆきみぺろでぃあ-佐城雪美wiki-
移動先: 案内検索
佐城雪美
さじょう ゆきみ
Yukimi20170417.png
綴りSAJO YUKIMI
属性Cool
年齢10歳
身長137cm
体重30kg
スリーサイズ63/47/65
血液型AB型
誕生日9月28日
星座天秤座
出身京都
趣味ペット(黒猫)と会話

佐城雪美(さじょうゆきみ、英:SajoYukimi)はアイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドルである。

概要

佐城雪美はCool属性の小学生アイドル。種々雑多のシンデレラガールズにて、ロリータゴシック衣装を優美に着こなす10歳のお嬢様として2011年11月28日のゲームリリース初期組としてデビュー。シンデレラガールズを代表する年少組アイドルの一人とされる。「雪美ちゃん」「ゆきみん」などの愛称で呼ばれている。前髪がぱっつんとしているところ、紺色[1]のストレート、白いフリルを多くあしらった衣装。[2]三点リーダーの沈黙の後に紡がれる「……ふふっ」といった感動詞や、「約束」「手を繋いで」といった言葉の数々に、彼女特有の個性を強く感じられる。言葉数が少ない分、小さな仕草や一つ一つの言葉に込められた意図や魅力を引き出せるアイドル。加えてプロデューサーにだけ心を見せるという独特のコミュニケーションの存在は、彼女の人気を長い間支えてきた要因の一つ。ゴスロリとワンピースドレスの私服姿は、彼女のイメージとして多くのプロデューサーに認知されている。


京都出身の10歳

佐城雪美は京都出身。同郷の小早川紗枝や塩見周子のように、当初から京都というブランドをイメージする個性はなかった。現在では京都親善大使のほか、多くの"地元"を意識させるユニットが存在する。出身地を既存の個性に加えていく傾向[3]が生まれたのは[新春ガール]の頃からとされ、相馬夏美さんも加えて京都出身のアピールが度々見受けられる。[4][5]

彼女のさらに細かい地元ネタとして、[新春ガール]にて佐城家の実家が白味噌を正月に使うことが判明。故に白みそ文化圏外の福知山近辺と丹後半島西部が除かれ、若狭湾周辺と京都府南部(京都市内を含んだ旧山城国)またはその近郊かと思われるが、『佐城』という名字が山陰発祥という意見も。[6]その後2017年7日16日頃、京都で祇園祭開催に合わせるようにユニット『古都よりの響音』が登場。紗枝はんの「そろそろ地元では、祇園祭が盛り上がってくる頃やさかい...」という台詞がある中で「私、住んでたの...ここちいい、お祭りの音......いまも覚えてる...」という発言から、祇園祭が開かれる京都市内の可能性も指摘できる。祇園祭を徒歩圏から感じていたのであれば、山鉾のある四条烏丸に近い、市内千本通り以東の中京区・下京区、もしくは八坂神社のある東山区や周辺の左京区が有力だろうか。

出身地域の考察や訪問は他のアイドルPでも多く見られるが、佐城家の考察のため京都を訪れようと試みる雪美Pも多い。[7][8]

第2回総選挙では36位、第5回総選挙では26位。第6回では22位。第7回は18位。 アイドルマスターシンデレラガールズ(モバマス)及びスターライトステージ(デレステ)においては、早期の登場、SR化SSR化と、全体としてみれば比較的優遇されている。ボイス実装を望む某声優[9]を始め、多くのプロデューサーから期待が高いことは間違いない。

内面と嗜好

声を出すことが苦手。言葉で表現することは苦手。

他人に心を見せられない不器用さがあり、それ故に寡黙な性格。

両親が多忙で家にはほとんどいないらしい。代わりにサンタさんから貰った飼い猫のペロを大事にするも、それでもなお寂しさを抱えていた。雪美ちゃんの望みを知ったとするプロデューサーを信用し、約束を結び、アイドルを続けていくことで少しずつ表情も豊かになっていく。

最近はプロデューサーだけではない、多くのアイドルと交流することで着実に成長している。以前約束を交わした頃とは周囲の人間に対する態度も少しずつ変わり、新しい自分の表現や仲間を想う面が多く見られるようになった。プロデューサーに対して多少の我儘を言える反面、他アイドルとの距離感は周囲とのバランスを重んじる傾向が見え隠れする。言葉数の少なさのとおり慎重に言葉を選んでいるが、センスは独特でほんの少し天然。一見大人びて見えるのは、一歩引いたような立ち振る舞いと思慮深さが理由かもしれない。[10]

趣味は黒猫(ペロ)との会話。[11]加えて苺が大好きで、パフェを食べる際に苺だけを一口食べたいと訴えるシーンがある。他にも多くの苺に関する台詞が存在。

衣装や私服にフリルの付いたデザインが多いとおり、かわいいものは好き。またCoolでかっこいいものに憧れる傾向も見え隠れしており、劇場にてメイドの村上巴が放った姐力や古賀小春のヒョウくんに対しては「…かっこいい」という感想を口にしている。ドーリー・ロワイヤルでは、大人のプロデューサーの真似をしてかっこよくポーズを決めたという台詞も見られた。クーリッシュスタイルにおいては「曲の…最後で……決めポーズ…!」と、水鉄砲を持ちながら言っているシーンもある。渾身のドヤ顔はやっぱりかわいい。

歴史(モバマス)

2011年にテレビアニメ『THE IDOLM@STER』(アイドルマスター)が放映されると、そのころ日本国内で急成長していたソーシャルゲーム業界へ目をつけた当時のバンダイナムコゲームス(現在はバンダイナムコエンターテイメント)により、2011年11月28日ポータルサイト兼SNSのMobageにてソーシャルゲーム『アイドルマスターシンデレラガールズ』がリリースされた。佐城雪美は当時の初期稼働メンバーとして登場する。

アイドルマスターシンデレラガールズ黎明期の佐城雪美

初期Rとプチマドはデレステの恒常ガチャで入手可能になった。しかしいくつかの台詞は異なり、この章で解説する台詞は存在しない。

アイドルマスターシンデレラガールズがリリースされた2011年冬、電子データを現金で使い確率で手に入れるシステム『ガチャ』は多くのゲームユーザーに敬遠され気味であった。オタク特有の収集癖を逆手にとり毎月数万円のゲーム内通貨課金を求めるやり方は、ゲームをプレイするプロデューサーだけではなく、サブカル業界や政府機関(消費者庁)から批判の的となることもしばしばあったほど。そんな中、ゲーム内の課金ガチャで手に入るアイドル『佐城雪美』はあまりにもその可愛さが際立っていた。

佐城雪美R/R+

佐城雪美のスタンダードな服装。立ち絵として多く使われ、誰もが一番最初に見るであろう私服姿の佐城雪美。特訓前のスカートから袖や胸元まで縫われた白いフリル、黒のフレアスカートにコルセット姿はお人形のようだと評されることも多い。左手を髪を触るように上げているポーズに、焦点を合わせてくれない半開きの目がとても印象に残る。後ろに長い髪型の結った頭の後ろ部分はデレステ登場までわからず、ミステリアスという言葉が似合う通り、彼女はその後も登場ごとに曖昧な言葉と意味深な背景を残していく。赤いリボンが本当にキュート。

特訓後は苺をモチーフにした衣装。雪美自身の苺が好きというアピールポイントをヒントにしたのだろう。一見して桃にも見えるためか、雪美P以外は首を傾げるコンセプトかもしれない。現在の苺アイドル代表格は橘ありす[12]という指摘が多いが、登場時の苺アイドルは佐城雪美ただ一人であった。当時は彼女の好みを上手く魅力に生かしきれず、結果的に橘ありすが登場[13]することで埋もれてしまう。近年ではフェアリーフィーストなどでありすと共演する機会も増え、苺好きの二人としてユニットを推していきたいというプロデューサーは少なくない。

ゲームリリースからしばらくの間、課金ガチャで手にはいるCoolのRアイドルでは最強を誇った。フリートレードがなかった当時、掲示板トレードによりスタドリ10前後のレートがついていたとされる。とはいえ、RMT対策が施される以前のモバマスは、お仕事完了でスタドリを獲得でき、またマニーの価値が比較的高くスタドリと交換できるほど。ある程度アクティブに動いていれば、無課金層の入手は容易ともいえた。このステータス上の優遇が追い風になり、ゲームリリース1年程度の間、R+佐城雪美をリーダーにするプロデューサーを見かけるのは珍しいことではなかった。


『アイドル………私が……。あなたが……私を……。……うん。……約束、して…………手、つないで……。……これで…大丈夫……迷わない……から。』


「約束して.........。手、つないで......。」という台詞で加入するとおり、約束について言及する台詞が印象に残る。三点リーダーが多く、伝えたいことが曖昧ながらも、そのミステリアスさが魅力的。


『………………』


三点リーダーのみの台詞。佐城雪美が無言である様子が台詞となっている。これは彼女の内心を推測しようと努力するプロデューサーの様子が示唆されているとも言えるし、語られない故に様々な思索をする佐城雪美の心情を想像できる。とても奥深い台詞。本件についてはクリスタルメイズにて追記。


「私の......心......誰にも......見せない......知ってるのは......猫だけ......でも......あなたには......見せる......。」


『プロデューサーに心を見せる』佐城雪美という女の子が心を開いた瞬間で、彼女とのプロデューが始まる一歩目の言葉。猫(ペロ)にしか心を見せない女の子がプロデューサーを相手に心を開いていき成長していく、そのプロローグを切り取った台詞である。[14]


『…約束…忘れないで。………○○○…気を付けて。』

『………約束…だから』

『重ねて……○○○。もっと深く。………約束』

『私が……望むこと……あなたは……知ってる……。あなたの……望み……私が……叶える……。あなたと……私……の……約束……。』


約束についての言及。 「約束」とその回答については、後の2013年誕生日で述べていく。


『私に……こんな服……着せて……あなたのせい……でも……楽しい……嬉しい……アイドル……あなたと……ずっと……。』


あなたのせい...この"あなた"という人称は最近で全く使われなくなった。これは"あなた"が○○○(プロデューサー名)に代わったからである。親愛度MAX時点で"あなた"と言うのは、名前を言わず代名詞で距離を取るPと雪美ちゃんの心の距離(この時点では固体距離parsonal distance[15])が、現時点で密接とは言いがたいという意味ではないかと思われる。

プチ・マドモアゼルSR/SR+

『黒猫や 兵どもが 夢の跡』かつて優れたPがエナドリで殴りランキングを競ったが、それも過去の栄光と消え、今ではあのころを想い黒猫が優しく泣く程度だ。

2012年6月27日「第3回プロダクションマッチングフェスティバル」が開催され、[プチマドモアゼル]佐城雪美SR/SR+が公開。[16]2018年12月現在よりアクティブユーザーが多く、個人上位報酬の入賞ラインが1200位に設定されたこのフェスの後、[プチマドモアゼル]佐城雪美SRのトレードスタートはスタドリ1000。熾烈を極めたイベントであった。

特訓前は、事務所の壁に隠れてプロデューサーを待っている構図。水浅葱色のワンピースがとてもかわいい。


「...あなた......特別...だから......」「......いつも...一緒...離れないで」


といった台詞がプロデューサーの心を掴んで離さない。[17]放っておけない小さくてかわいいお嬢様を描いたこの特訓前は、依存とさえ思えるプロデューサーへの執着を感じることができる。もしくは娘のように懐かれる姿に心が温かくなるプロデューサーも多いことだろう。モバマスの佐城雪美では特訓後と併せ、その姿について最も語られることの多いのが[プチ・マドモアゼル]佐城雪美。


「(○○○......お話...してる...。私の、話......? 私のこと......いつも......考えて...くれる......。うれしい......。でも............早く...気付いて......私...ここにいる......)」


台詞ではなく、佐城雪美の心の声が聞こえている。プロデューサーは心が通じているので、心の声もお見通しといったところだろうか。[18]彼女についてプロデューサーが誰かと会話しているところを、影から覗いている雪美が聞いているシーン。自分のことを想って会話しているプロデューサーへのくすぐったい嬉しさと、反面プロデューサーと話したいのに自分からはその場に入ることができず、見つけて欲しいと願うことしかできない、彼女のもどかしい感情が伝わってくる。あいくるしくてたまらない。[19]


「......そば、いないと......心配......。だから......隣......いて...。○○○......私...わかってる......心...通じるから......」


プロデューサーが雪美に気づき声をかけると「......待ってた」とプロデューサーに気づいてもらえたことを喜ぶ彼女。いないと心配だから隣にいて欲しい、ストレートな言葉にじんわり心を内側から温めてくれるような嬉しさを覚える。彼女は自身が離れて目の前にいないところで、自分のことを想いながら会話しているプロデューサーを、「心が通じている」と考えてくれたようだ。ここではそんな彼女に、信頼を超えた特別な想いを感じ取れるのではないだろうか。


特訓後は洋館の一室に見える部屋で黒猫の絵画に囲まれ、猫をモチーフした椅子に飼い猫のペロを抱えて座っている様子。衣装は紺色のワンピーススカートに初期Rと同様の白いフリル。腕に2回ずつ巻いた赤い布紐が印象的。首元の二重に結んだリボンと、両肩まで布紐を下ろしたヘッドドレスも凝っていて、前回以上にお人形のような可愛さを追求した衣装だと言える。写真撮影ということもあり、雪美は半目で両目を寄せじーっとカメラマンの方を見つめる。瞳を覗き込むとミステリアスな彼女の世界観に引き込まれしまいそうな、幻想的なゴシックロリータを演出している。

スカートの白いフリルから伸びる膝はくの字に曲げられ、タイツを履いた細くて小さいふくらはぎに小さな女の子であることを意識させられる。『プチ』マドモアゼルと例えるには相応しい様子。


「...あなた......特別...だから......」「......いつも...一緒...離れないで」


特訓前と同様、マイスタジオでは上記の台詞がプロデューサーの心を掴んで離さない。加えて親愛度をMAXにした後のマイスタジオでは「魂...繋がってる......離れても...ずっと...」といった言葉は、特訓前の「......隣...いて...。」という台詞と併せてプロデューサーへの心理的な距離をさらに縮めている。プロデューサーと心が通じていると確信した彼女の、どこにいても自分のことを見ていて欲しい。考えていて欲しいと主張する想いと台詞が散りばめられた特訓後。


『私…○○○……魂…繋がってる……離れても…ずっと…』

『いつも……私を……感じて……私を……覚えてて……、私も……○○○……離れない……ちゃんと……刻まれてる……』


プチ・マドモアゼルの特訓前を含めた「自分と心通じていて欲しい」という台詞一つ一つの多さは、プロデューサー(とペロ)にだけ心を見せる佐城雪美という女の子の人生の背景、そして世界観を強く意識させるものであった。台詞だけ読むと、まるでアイドル活動とはかけ離れた共存関係の願いすら垣間見える。これでは人としての成長、アイドルとしての成長を考えた上で、お互いのコミュニケーションや他のアイドルとの友人関係を構築したりする必要があるだろう。この時点の雪美は対人関係において多くの課題を抱えている。

一方で今回初めて他アイドルのことを含んだ台詞がある。台詞「メアリー......お話......好き」は初めて歳の近いアイドルについて言及し、雪美メアリーという無限の可能性を与えてくれた。[20]加えて兵藤レナさんに言及した「......レナ......魔法使い」は、雪美が初めてシンデレラガールズ劇場に出演した劇場16話の出来事である。トランプをカットするレナさんを『まほうつかい』と言う彼女の純粋な感想には、誰もがほっこりさせられたことだろう。このレナさんとの会話以降、雪美ちゃんは年上のアイドルと相性が良いのではないかという説が議論されたが、後に[セレクトメイド]佐城雪美にて証明されることとなる。

最後に[プチ・マドモアゼル]で判明した事実として、猫の名前が『ペロ』であることが発覚。R+佐城雪美では「猫が…話したがってる」という台詞があり、[プチ・マドモアゼル]ではついに雪美がペロをプロデューサーに紹介してくれる進展がみられた。ペロについての詳細は、次回の[クリスマスドール]佐城雪美にて明らかになる。雪美の「友達、なって......(ペロを紹介しながら)」という言葉は、次回以降佐城雪美という女の子の背景が少しずつ見えてくる前兆であったのだ。

シンデレラガールズ1周年から2013年誕生日まで

ついにゲームが1周年を迎え、本田未央のSRが満を持して登場。アイドルマスターシンデレラガールズの外部への顔となるユニットNG(ニュージェネレーション)の3人体制が確立する。またフリートレードの実装によって、現行のモバマスと同じアイドルの流通システムができ上がった。しかし消費者庁の指摘を受けコンプガチャが廃止されたため、代わりに導入された現在と同じ引換券付き特別ガチャ(後に福引が追加される)により、プロデューサーの課金額は跳ね上がることとなる。一方、当時存在していたSRの中で[プチマドモアゼル]佐城雪美の希少さとかわいさは際立ち、届かないあの女の子を迎えたいというプロデューサーが、こぞってゲーム内通貨『スタミナドリンク』の工面に勤しんだという。その想いが功を奏したのか、2012年12月には月末ガチャ3番手として、2013年7月にはアイドルプロデュースイベントの上位報酬として佐城雪美は登場する。

クリスマスドールSR/SR+

星輝子からプレゼントを貰った雪美ちゃん。

1stAnniversaryアイドルプロデュースイベントが始まり、十時愛梨を迎えるために結成された十時軍が遠征を始めると、同時期の2012年11月30日「1周年記念クリスマスパーティ」ガチャが開催される運びとなった。このとき登場したのが、2枚目のSR[クリスマスドール]である。

クリスマスを題材にした本ガチャにおいて佐城雪美は特訓後に猫耳をつけている。このため多くのプロデューサーが猫アイドル登場に歓喜し、雪美Pは雪美ちゃんの新しいアイデンティティ獲得と、クライシスする預金残高を泣いて喜んだという。月末ガチャでは3番手守備型のためスタドリレートも低く、自引きに固執しなければ入手しやすいSRであった。故にあいらしい猫耳姿に一目惚れした、多くのプロデューサーのフリートレードを誘うこととなるのだが...。クリスマスドール入手のその後、多くの新規雪美Pが[プチマドモアゼル]佐城雪美のレートの高さに、頭を抱えたのはいうまでもない。

特訓前は部屋の暖炉の前でパジャマ姿を見せる雪美。暖炉の火に照らされながら、サンタさん宛の手紙を赤い靴下へ入れようとしている姿。見ているプロデューサーのこころもあたたかくさせてくれる。


「プレゼント…お願い……。いい子に…してたら……お願い…プレゼント…くれる……。」

「…私…いい子…だったかな………」


いい子にしていたら…。これほど佐城雪美が10才の女の子であるということを主張する台詞はないだろう。『いい子』であればクリスマスのお願いが叶うというのは、雪美ちゃんの大切な友達(猫)であるペロが、サンタさんへお願いして出会った過去が存在していたための思い入れなのだろうか。佐城家で雪美に伝えられた願いが叶う条件が『いい子』かもしれない。今回も以前ペロをお願いしたときと同じく、どうしても叶えたい想いとともに『いい子』であったことをサンタさんへ伝えることで願いを成就させたいのだと思われる。健気だ...。

ペロをサンタさんに貰ったという事実について、台詞は以下のとおり。


「ペロも…サンタさんに…お願いして………今は…大事な…友達……」


三点リーダーにより区切りの部分が曖昧のため、解釈が別れる。※三点リーダー略


①「(ペロに向かって)ペロもサンタさんにお願いして、(ペロにとってPは)今は大事な友達」

②「(Pに向かって)ペロもサンタさんにお願いして(届いた)、(ペロは)今は大事な友達」


上記の二通りの文章を比べると、ペロもサンタさんにお願いして…という文章が誰に向かって言っているのかで解釈に違いが出てくる。このためか、ぷちでれら実装で雪美ちゃんの「サンタさんにお願いしてもらったの」という台詞が登場するまで、ペロが雪美のペットになった経緯がサンタさんである事実は雪美Pの間でも曖昧であった。ぷちでれらの台詞が出て以降、この台詞はプロデューサーに向けて言ったことが分かり、[クリスマスドール]佐城雪美の重要性が再認識されることとなる。ガチャ所属時の台詞「クリスマス…いつも…ひとり……。パパ…ママ…おしごと……。」からわかる佐城家の背景、雪美ちゃんの純粋な想いと綺麗な心、大切なペロとの出会いが明らかにされた特訓前。プロデューサーにとって佐城雪美という一人の女の子を理解する大きな転機となった。


『たくさんの…プレゼント…嬉しい…でも………私…たくさん…いらない………○○○のプレゼント……1番……大事…』


特訓後はサンタさん姿で猫耳をつけている。雪美とプロデューサー二人だけの秘密の場所、ということらしい。クリスマスプレゼントが沢山ある空間で、二人だけで撮影しているのだろうか。左目を閉じて笑っているところがとてもかわいい。 劇場では雪美ちゃんは同じガチャSRの響子ちゃんと輝子、荒木先生、ダチャーン、三船さんと共に56話に出演。この劇場を見る限り、雪美ちゃんの住んでいるのは女子寮ではなく一軒家(もしくは部屋数のあるマンション)ではないかと推察される。ベッドも布団も枕もふかふかでよい素材を使っていそうだが、壁紙が殺風景とも言える。今後の熊ジェファーソン先生には、もう一度佐城家の描写を期待したいところである。劇場オチでは、輝子からキノコの原木をプレゼントされ困惑する雪美ちゃん。かわいいとフォローしているがやはりこわいらしい。果たして雪美ちゃんはキノコを育てきることができるのか…

夏宵のお嬢様SR/SR+

京都人は浴衣が似合うことを証明した劇場。

2013年に入り続々とボイス実装やCDデビューが決定していく中で、アイドルマスターシンデレラガールズのゲームアクティブ数はピークを迎えていた。その年の7月18日、アイドルプロデュース~夜空に咲く花火編~の上位報酬として再登場した[夏宵のお嬢様]佐城雪美。そのあまりのかわいさに運営は配慮したのか、設定された上位入賞ラインは1500位から2000位へと拡大。加えてキュートさに魅了されて爆走するプロデューサーに対応するため、イベント中にLv上限が350まで引き上げられた。イベント中はシンデレラガールに決定した神崎蘭子が乱入するといった演出もあり、佐城雪美の獲得を巡り大きな盛り上がりを見せた今回の登場。加えて全タイプの攻守極大アップは非常に強力で、ツアーなどのイベントでは長い間重宝されていた。

特訓前は菖蒲色の浴衣に紺の帯を締めた姿。長くてさらさらの髪を伸ばした浴衣姿は、振り向かない人類はいないほど美人。髪にちょこんと付けた一輪の花飾りと控えめな笑顔が本当にいとおしい姿であるため、多くのプロデューサーのハートを射ぬいた。黒猫型の風鈴をペロの友達と評する様や、プロデューサーにおんぶをせがむ台詞の数々は、いつまでもプロデューサーの記憶に刻まれ続けている。 また美しい雪とかいて雪美と書く名前のとおり、夏は暑いので好きではなく外にはでないらしい。一方で新しい浴衣をプロデューサーに見せたい、一緒にお祭りにいきたいという気持ちが今回は上回ったようだ。なんて健気でかわいいんだ…。

特訓後は初めてのライブシーン。


「夜風……気持ちいい………。風が……喜んでる…みたい………。私も…嬉しい………だから……今日……いいLIVE…できそう………。」


この感想は今まで歌やダンスのシーンがなかった彼女を案じていた多くのプロデューサーの涙を誘っている。佐城雪美は三点リーダーを多用していることからわかる通り、声を出すことは苦手である。しかし今回のライブでは「プロデューサーともっとお話ししたい」という理由で声を出すようになり、歌うことができた。雪美は多くをプロデューサーとの『約束』を理由に頑張ってきた部分があり、プロデューサーのために頑張りきった彼女の一途な気持ちには心を打たれずにはいられない。ありがとうアイドルマスターシンデレラガールズ。おめでとう雪美ちゃん…!

2013年誕生日

2012年は誕生日コメントの機能が実装されておらず、この年から誕生日にお祝いをすることができるようになった。

返事は上から初回、LvMAX、親愛度MAXの順

「…………プレゼント? 誕生日の……お祝い…私の…? ふふ……うれしい……。プロデューサーといっしょに……お祝い…」

「……プロデューサーのおかげ……歌える…踊れる……。幸せな……誕生日…。…ハッピーバースディ……歌う? ……手……つないで……」


「プロデューサーと……ペロと……私……まぁるくなって……しあわせな……夢……見よう……ずっと……ずっと……」


モバマスはゲームの性質上、アイドルとのプロデューサーの出会いの物語について明確にこれといったエピソードが存在していない。しかしながら、初期Rに『約束』を交わした台詞が数多く用いられているように、プロデューサーが雪美ちゃんに持ちかけた何らかの『約束』の言葉が、彼女をアイドルになる決心をさせたことは間違いないと考えられる。

プロデューサーと『約束』をして、アイドルになった佐城雪美。大切な友達のペットを紹介することでこころを通わせ、家族のことを話し、レッスンに励んで初めての大きなライブを成功させた。この誕生日親愛度MAXの台詞はその集大成であり、『約束』の一つの回答と言えるだろう。

サンタさんに貰ったペロと、自分をアイドルにしてくれたプロデューサー。心が通じあったお互い。2人と一匹が雪美の観ている世界の大きな部分を占めている事実がこの台詞にある。この三者でずっと夢を見続けていたい、関係を続けていきたい、そういった現状を永遠にしたい彼女の本心が、この誕生日台詞に秘められている。佐城雪美という女の子が、アイドルになる前に望んでいた寂しさからの解放。まだ忙しい両親の存在をちらつかせていても、この時点ではほとんどが叶えられた。


私が……望むこと……あなたは……知ってる……。あなたの……望み……私が……叶える……。あなたと……私……の……約束……。


では、佐城雪美という女の子の望みは叶えられた。その先にあるものは何か?

プロデューサーの望みを叶える為に、佐城雪美は『約束』を果たす。アイドル佐城雪美の望みを、プロデューサーは叶える。この関係は変わらない。

ここまでは佐城雪美という女の子が本当の自分を手にいれる物語。

これ以降は、佐城雪美というアイドルがたくさんの仲間と出会い、成長を続けていく、アイドル佐城雪美としての新しい物語へ変わる。お姫様は魔法使いの魔法で、素敵な衣装と馬車を手にいれた。お城に足を踏み入れた彼女の物語は、ここから舞踏会を踊り、階段をかけ上る、シンデレラのおとぎ話として綴られていくのだ。

交友関係の広がった4枚のR/R+とL.M.B.Gへの参加

和風メイド服姿の雪美ちゃん。横から後ろから足のつま先までいつかは見てみたい。

2014年にアイドルマスターシンデレラガールズの初ライブが行われ、多くのプロデューサーが待望したテレビアニメ化が決定。翌年2015年1月からはアニメ第一期が放映された。アニメ化は今までプロデュースしてきたアイドルが動いて歌う期待に胸を膨らませてくれた一方、未だ声優の決まっていないアイドルの担当プロデューサーへ焦燥感を与えることとなる。アニメ第2話が放映され佐々木千枝・上条春菜のサプライズボイスに全てのプロデューサーが驚かされると、毎話ごと登場機会と声の有無に期待と失望のジェットコースターへ乗らされた担当プロデューサー。彼らの胃はもうボロボロであった。雪美Pも例外ではなく、毎週命を削りながら液晶画面をひたすら凝視する日常が続く。一方、モバマスでは佐城雪美のキュートな一面が再発見され、雪美ちゃんを語る上で重要な交遊相手である黒川千秋、古賀小春、龍崎薫といったアイドルとお仕事を共にすることになる転換期を迎えていた。[21]

セレクトメイドR/R+

メイド姿の雪美ちゃんに反応する共演アイドルたち。いじらしい姿は年上の女性から絶大な支持を誇っている。

[22]激動の年となった2014年、アイドルマスターシンデレラガールズでは2月28日に「メイドセレクションガチャ」が開始され[セレクトメイド]佐城雪美が待望のR枠で登場。特訓前後のメイド服姿に国内外で多くのプロデューサーが衝撃を受けることとなる。

特訓前はジャンボパフェを運ぶメイド服姿。ペロよりも重く手の感覚がなくなるほど重いジャンボパフェらしい。[23]この特訓前メイド服のスカートに注目すると、実はガーターベルトを付けていることがわかる。小学生にガーターベルトはいかがなものか、梨沙の罵倒が聞こえそうだ。

特訓後は薄紅藤色の和風メイド服姿。帯や裾に散りばめられた和テイストに加え、ホワイトブリムとスカート下に結ばれた赤いリボンがキュート。かわいい!!かわいい!!「ポーズ……こんな…感じ……?」と言って膝をくの字に曲げたメイド服姿に、えとーさんもみやびぃも千秋おねえさんのハートも鷲掴みにされ、劇場258話ではショックのあまり黒川千秋が最後のコマで転ぶ。(※258話は特訓前メイド服)「ご主人様…。私…ヒザの上……乗せて……」「プロデューサー……なでて…」「お持ち帰り用の…プレゼント…。はい…私……。」とプロデューサーになつく雪美ちゃんに多くの人々が頭を垂れてちひろ様に感謝し、盛大にガチャを回したと記録されている。その際立つかわいい姿に、聴力を失った現代のベートーベンも雪美ちゃんの声が聞こえるようになったかもしれない…

T.B.チアーズR/R+

[24]消費税増税により懐事情に若干厳しさを感じ始めた頃の9月17日、第5回プロダクション対抗トークバトルショーにて雪美ちゃんはR枠で登場。

容易く入手できることに高額レートのSRを想定していた雪美Pは喜ぶも、トークバトルという三点リーダーの使い手に相性の悪そうなイベントへの参加は多くのプロデューサーが不安を覚える。しかし実際には雪美ちゃんは立っているだけでかわいく、むしろ際立つ雪美ちゃんのかわいさはプロデューサーを熱狂の渦に巻いたのだった。[25]

攻撃力の高い雪美ちゃん。緻密で計算され尽くしたトーク内容は橘ありすを圧倒した。

このイベントは古賀小春、龍崎薫、橘ありすと共演したことで、初めて同年代アイドルとの絡みが表立って示された重要なイベントである。また同じの年の11月28日から実装されたアイドルトークにも影響を与えたとされ、小春ちゃんと雪美ちゃんの掛け合いが発見された当時は多くの雪美P小春Pの涙が流れた。 特訓前は大きな声を出す練習をする雪美ちゃん。台本に付箋を貼り一生懸命にお仕事を覚えている姿は、呼んでも反応しないのではというくらい真剣で無防備。途中で頬っぺたをつんと触りたくなりそうな、ついいじわるして構ってあげたくなるほほえましい気持ちにさせられるだろう。衣装は淡い緑みの青色を基調としたもの。肩から胸元にかけてU字に飾られたフリルと台本のせいか、どちらかというと小学校のお遊戯会衣装に見えるかもしれない。台詞では雪美ちゃんの苦戦している様子が感想として出ており、応援も「が…がんばれー」とまだまだ小声。微笑ましい限り。

特訓後は肉球ステッキを持ち花冠のティアラと黄緑色のスカート姿。よくみるとスカートには紫のパンジーに似た花を散りばめるレースがあり、右手を握り猫の手ポーズをする姿は猫の妖精。御使い。いや猫神様とも言える。

めちゃくちゃかわいい。

なおこの特訓後は、プロフィール台詞と親愛度MAX台詞でプロデューサーに衝撃を与えることとなった。


「特製ステッキ…作ってくれたの……。ペロの…にくきゅうみたい……。応援するとき……ペロも一緒に……応援……してくれるの……撮影中……ひとりじゃない……がんばれる……にゃ。」


「……にゃ。」パワーワードである。自己のかわいい部分を最大限引き出すと言う意味では、今までで一番の成長なのかもしれない。控えめな表情で呟かれた「にゃ」の二文字の衝撃は計り知れず、誰もがかわいいと口を揃えよう。

しかし撮影には他の同じ年のアイドルも多数いるはずだが、この時点で「ペロが応援してくれるからひとりじゃない」という台詞は、雪美ちゃんが当初はそれほど仲間のアイドルと馴染んでいないことを示唆しているともいえる。撮影中は小春も薫もありすもいることは間違いなく、その状況をひとりと言うにはプロデューサーとして、一人の小さな女の子を見守っている身として、少し寂しいものを感じられずにはいられない。

とはいえ親愛度MAX台詞は以下の変化がみられた。


「私…ひとりじゃない…みんな、いて…ペロがいて…プロデューサーがいる……。だから…みんな…笑顔…応援する…にゃー…」


「ひとりじゃない…みんな、いて…」この台詞は今までとは違う、みんなというニュアンスがペロとプロデューサーと雪美の三人に混じったかたちで示されている。

本来なら「ひとりじゃない」の間合い(三点リーダー)の後にペロとプロデューサーの名が出てくるが、今回の雪美ちゃんはここで「みんな」と続き、小春と薫とありすの三人を含ませた上で、短い句読点の間合いのあと「いて…」と呟いたのだ。

この「ひとりじゃない」を支える存在、それはいままでは心を見せているペロとプロデューサーだけであった。しかし上記の台詞は、こころを見せている存在以外の人物を挙げることで、対象を広げている。いてくれると雪美ちゃんが安心できる存在が増えた。その事実が台詞で示されている。

誰かがいるという安心感を同年代のアイドルにも見出したのは、今までの台詞の数々では考えられなかった雪美ちゃん自身の大きな心境の変化であり、人間関係構築の大きな一歩を踏み出したという革命的な出来事である。ここから、今回の台詞から、雪美ちゃんという女の子の新しい成長の物語が始まると言っても過言ではない。もはやそれほどまでに今までの雪美ちゃんの世界は狭く、多くを望んでいなかった。今まで数々の台詞で示された謙虚な願いと、ペロとプロデューサーへのある意味で執着ともいえる彼女の考え方をみていればわかるだろう。雪美ちゃんへ心情の変化を与えたトークバトルという大イベントは、雪美ちゃんの世界がまたひとつ広くなった転機になったことは明らかだ。

加えて今回特訓前の雪美ちゃんには以下の台詞がある。


「私…知らないこと……まだ…いっぱいあった……。……プロデューサー……もっと……もっと…教えてほしい……」


特訓後がこの特訓前台詞の回答であるとすれば、佐城雪美のプロデュースの可能性を開くのはプロデューサー自身であると、遠巻きに問われたのだと考えていい。雪美ちゃんの知らないこととは何か、雪美ちゃんが知るべき世界は何か、それを考えさせられる特訓前。雪美ちゃんが知らないことを知るということがどういうことなのか、示される特訓後。我々は次に何をどんなことを雪美ちゃんへ教えればいいのだろうと、T.B.チアーズは未来の佐城雪美を想ううえで問いを投げかける。


長い文章となったが、要は雪美ちゃんにアイドルの仲間ができてよかった!嬉しい!といったところ。まだまだ小学生、たくさんの友達をつくって一生涯つきあうほどの関係を築いて欲しいものである。また今回特訓後には「ペロのまね…ンギャア…まねだよ…」という謎の台詞が存在する。猫の鳴き声が「ンギャア」。謎である。雪美の表現の問題なのか、実際にペロがそういった泣き声をするのかは定かではない。こればかりは、早く雪美とペロに声優をつけてくれと願うほかないだろう。

マーチング☆メロディーSR/SR+

心優しい雪美ちゃん。雀とハトに好かれる。

アニメ放映が開始され、毎週土曜日の丑上刻を迎えるたび胃に穴の空く生活を続けた雪美Pであったが、2015年3月10日に開始された「マーチング☆メロディーカウントアップガチャ」にて待望の佐城雪美恒常SRが登場。加えてL.M.B.Gへの加入を果たし、プロデューサーは歓喜に沸く。ボロボロになった胃を癒すように安価(当社比)な胃薬代[26]を払い、身心のリフレッシュと、雪美ちゃんが登場した喜びに浸る雪美P。しかし同時に「右下にボイスマークついてないじゃん!?なんでっ?」という一部の声に、我々は頬にできた涙の筋にも気づかないまま、雪美ちゃんの唇から紡がれるハーモニカの音色に想いを馳せ、ただただ目を細めて笑うことしかできずにいた。

特訓前はハーモニカの練習をする雪美ちゃん。初期の特訓前を彷彿とさせる色合いの私服は白いフリルスカート姿。ウエストに加えネックの赤い大きなリボンがかわいい。加えてハーモニカを両手で持ち、綺麗に整えられた前髪から透き通り覗く睫毛。眩しい日差しに細めた目に沿うよう美しく曲線を描き、頬を緩ませて唇を楽しそうに丸めている様子と併せとても魅力的だ。手提げバッグは苺の赤。履いているオーバーニーソックスの音符に影があるとおり、広葉樹の日陰にいると思われる。

今回雪美ちゃんが吹いている通り、マーチングバンドにおいて担当はハーモニカである。一見ハーモニカと聞いてどんな演奏か疑問を抱くだろうが、ハーモニカを使う演奏もあるらしい?ので安心して欲しい。実際にはL.M.B.Gが何を演奏するかなど明確ではない部分が非常に多く、できれば専用イベントなどで掘り下げて欲しいところだ。また、バンドではボーカルが間奏でハーモニカを使うこともあるため、実はボーカルではないかと想像することもできる。雪美ちゃんの歌聞きたいなぁ...

特訓後は白と青のロングブーツを履き、ベレー帽を被ったマーチングバンド衣装。肩には金色の紐のような形をしたエポーレットもあり、右手を腰に当てバンドを左手に持ちながら行進する姿は、まさしく鼓笛隊のパレードを引っ張るリーダー。新しい経験にドキドキしているらしく、周りのみんなとお揃いの衣装が初めてということで大変喜んだようだ。かわいい。どのような演奏かは台詞で語られずバンド面の繋がりに特筆すべき点がないのは寂しいが、今後のイベントユニットや劇場での描写に期待である。

スターライトステージのリリース発表後に登場した佐城雪美

17話に初出演。台詞は「............。」であったが、EDテロップに声優名の表記はされなかった。また、多くのプロデューサーは声を聞きとることができなかったという。

[マーチングバンド]佐城雪美まではモバマスが唯一の雪美ちゃんが登場するゲームであったが、以降はデレステ稼働によりデレステにも登場する機会が生まれた。ここではまずリリースされたゲームそのものに触れた後、雪美ちゃんを取り巻く環境の変化を述べてから、モバマスの個別の登場機会について記述していきたい。

アニメ第一期が終わり、多くの祝福に歓喜と失意が入り交じったアイドルマスターシンデレラガールズ。声がつくかもしれないという期待、アニメで声がつかなかったらどうしようという諦め。声優の決まっていないアイドルを担当するプロデューサーの焦燥感は日に日に増していき、アニメ放映までに用意された空白の三ヶ月は希望も絶望も見えず、自らは待つことしかできないもどかしさと無力さに打ちのめされ続ける。そんな長く続いた梅雨の憂鬱を影に2015年6月28日、アイドルマスターシンデレラガールズのラジオ番組「デレラジ」のライブイベント『デレソニ』にて、Android/iOS専用アプリとなるアイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ(デレステ)のリリースが発表された。この新しいゲームのリリースに、当時のプロデューサーは「ポチポチするだけのKUSOゲーを辞められる」「これでモバマスの鬼課金から脱出できる」といった好意的な声を挙げ、事実リリース後の評価は懐に優しい神ゲーと好評を博したが…ガチャはお察しください。しかし好意的な意見が続く一方、デレソニ発表時は声優の決まっているアイドルしかPVに映らなかったことから、デレステでは実装されないアイドルがいるではないか、という危機感も生まれた。この問題は声優のついていないアイドルが後のPVで追加され、結果的には全員が登場したことで杞憂となったが、その全員の登場までリリースから1年以上を要している。この事実は、担当のプロデューサーにとって長いストレスであったことは間違いない。

一方2015年9月3日、佐城雪美はデレステ初期稼働メンバーとして登場した。声優のついていないアイドルの中で、デレステに最初から選ばれたという事実は喜ばしいものである。

このデレステ稼働の一ヶ月前にはアニメへの出演もあり、最も早い段階でデレステに登場できたこと。モデリングの圧倒的かわいさ。そしてマイルームで動く雪美ちゃんのぷりちーな姿は、声優がつくのは時間の問題であると心を踊らせるには十分すぎただろう。加えて、入手困難な[プチマドモアゼル]佐城雪美が恒常SRで入手可能であったことは、多くの雪美Pにとって嬉しい救済になっただけではない。プチマドゆきみんは能力の使い勝手の良さからリーダーにしやすく、ただでさえ非常に評判の良い衣装姿と本人の破壊的なかわいらしさも相まってか、デレステのリリース以降は佐城雪美担当プロデューサーが飛躍的に増加した。以降は「何故雪美ちゃんに声がついていない」といったTwitterの声も多くみられるなど、雪美ちゃんと雪美Pを取り巻く環境は一変。SSR化が期待され、結果的には1年半以上待たされたものの、150人以上いるシンデレラガールズの中では比較的早い段階のSSR実装を達成した。

あとは声優をつけてくれ、サイゲームス。

デレステ稼働からSSR実装に至るまで特段大きな変化はデレステにはなく、しかしその間にモバマスでは正月、紺青、ドーリーと続く。声優がいないとイベントにすら出演する機会がないデレステと違い、モバマスでは定期的な登場機会が約束されていることは救いである。

小さなドキドキSR/SR+

ペロを着るってなんだよ!かわいいかよ!(べた褒め)

デレステが稼働する一ヶ月前の8月18日、「第3回ぷちデレラコレクション」のメダル報酬枠にて、4枚目のSR[小さなドキドキ]佐城雪美が登場。その10日前にはアニメ17話内とときら学園にて雪美ちゃんが出演したこともあり、雪美Pの多くは混乱し語彙力を失い31アイスクリーム[27]でお腹を壊した。猫耳可愛すぎかよ......

特訓前はブラウス姿。ネックに紐を通しリボン結びにしたドローストリングに、首元のクロスデザインがお洒落なこの洋服。いつもの白と黒を基調とした私服や、プチマド特訓前とは違って一味違うお出かけ用だろう。特訓後のファッションショーをも意識しているのかもしれない。本人が「お洋服...勉強...がんばる......」と意気込んでいるのも頷ける気合の入れようである。また、背景についてはアイドルコメントの「オシャレな街......人...いっぱい......暑い...」といった台詞から、雪美とプロデューサーで衣装を探しにショッピングをしている途中ではないかと考えられる。31アイスクリームを彷彿とさせる店内でアイスクリームを食べ、カップにはトリプル三種類のアイスが乗る。

その一つはもちろんイチゴ味。


「イチゴ...オレンジ...チョコ......みんな大好き......。でも...一番好きなの......やっぱり...プロデューサー......。甘い......アイス...みたい......」


どう考えてもデートじゃん!アイスの感想を美味しそうに、スプーンを口先で摘まみながら言う姿がとてもかわいい。

本人は暑がりにも関わらず、お仕事に対して真摯に向き合い街へ出向いた姿勢も褒めてあげたいところ。

特訓後は意外にもパンク衣装での登場。おしゃれな自分を演出したという雪美ちゃんのコーデには、多くのプロデューサーが心底驚かされたであろう。短めのスカートに黒いフリルを縫い付けたタータンチェック。スカートと同じ柄のアームウォーマーを付け腰にあてた右腕の肩には黒猫モチーフのポシェットを斜め掛けし、曲げた膝を覆う左手首で触れたオーバーニーソは両足で柄を変えたもの。Tシャツは片開き。金のアクセサリーをぶら下げた首輪。そして頭には、ペロを被ると評した猫耳の出た耳当て付きの帽子を被っている。かわいいぞ雪美ちゃん!

キャットウォークということで猫を模したファッションショーなのだろう「私はペロだにゃー...」「ペロ...みたいに......スリスリして...いい......?」という台詞もあり本人もかなり猫になりきっている。


「お洋服...変わっただけ......。......けど......私...特別な気分......」


今回のお仕事では上記の台詞のとおり、普段とは異なる衣装を着ることで気持ちの持ち様や感覚が全く異なることに気づく。これは雪美ちゃん自身に不足していた自己表現の幅を大きく広げるきっかけになったのだろう。後の登場では[紺青のゆらめき]佐城雪美の水辺に落ちた一輪の花の例え、[ドーリー・ロワイヤル]佐城雪美の大人でかっこいい自分の表現に繋がっていく。彼女の新しい『気づき』がとても貴重な収穫であることは間違いない。

新春ガールR/R+

京風白みそ雑煮の衝撃。2017年以降、正月にお雑煮を白みそに統一した家も少なくないだろう。

モバマスにゲームセンターが実装され、ゼノグラシア[28]がスパロボ[29]に参戦し、SM○AP[30]の仲居クンがデレステのCMに起用された年末。いよいよ雪美ちゃんも全国のお茶の間に知れ渡る頃がきたのではと雲を掴むような妄想にとりつかれた雪美Pは、凍えきった風に叩かれて痛む掌の傷痕をフリックで暖めながら不敵に笑う。SSRは来る、間違いない。そんな妄想を垂れ流す日々の続いた2015年12月31日、「新春あけおめ振袖ガチャ」にて[新春ガール]佐城雪美が登場。コンビニのATMが年末年始で使えない中、雪美Pは魔法のカードで沢山のお年玉を用意するのだった。

特訓前は着物(晴れ着)姿。いろはカルタを両手で持ち、遊ぼうと言わんばかりに微笑み嬉しそうにしている。

手に持っているカルタは祖父母と遊んでいたことのある京都のカルタらしく、ここにきて初めて雪美ちゃんの出身「京都」の要素を絡めた登場となる。実際には京都親善大使ユニットに加わり初めてと言うほどでもないかもしれないが、同郷をとにかく集めてユニット化する風潮に混じったかたちで終わらず、一つのコンセプトとして京都を意識させた今回は、今後の雪美ちゃんの売り出し方という点で注目すべき部分に思う。京都出身アイドルは紗枝はんと周子の二強ではあるものの、年下の面倒見がよさそうな二人と同じ出身の相馬夏美さんと相性は良い。いかにして雪美ちゃんの魅力を多くの人に伝えるか、そういった課題解決の道しるべとなりえる新しい展開と捉えたい。

「カルタ…おばあちゃん…教わった……。得意……。負けない……」「読みふだ……最初…聞いただけ……とれる。覚えてる…から…」という台詞があり、今回の登場でプロフィール以外の新たな特技に言及している。台詞を聞く限りはかなり得意そうであるが、雪美ちゃんが素早く読み上げられた札を想像するのは難しく、そのギャップがとてもかわいいところ。

特訓後はライブシーン。駒回し、凧揚げ、蹴鞠、羽根つき、正月ご用達のグッズを付けておもちゃ箱になった気分と称している。冬なのにノースリーブで寒そうなのが心配なところだが、衣装の大まかに想定される重量から想像する限り、室内のそれほど大きくないいかにも暖房が効いてそうなライブ会場ではないだろうか。台詞から、月末ガチャのメンバーとの年始ライブであることは間違いない。久しぶりのライブシーンの今回、歌っている当人はかなり力を抜いた笑顔。この表情に夏宵のお嬢様(アイプロ)でのライブからの成長だけではない、歌を上手に歌えた、楽しい、楽しみたいと言う報告する雪美ちゃんがあいくるしく映る。過去を思い出し感慨に浸り、新しい一年を迎えるには最高の登場であった。

また、今回は月末メンバーと共に劇場636話に登場。「うち…お雑煮は白みそ…」は衝撃的な発言として記憶にあるプロデューサーは多いのではないだろうか。

まず「うち」についてgoo辞書からの引用を見ていきたい。


2 自分が所属しているものをいう。(名詞)


㋐(「家」とも書く)自分が一員として属する家。また、他人の家も含めて、一般に家庭・家族をいう。「内が貧乏で苦労した」「内じゅうで出かける」「よその内」


今までの雪美ちゃんから想定される台詞は「……私の家……お雑煮は白みそ……」だ。今回の台詞から、雪美ちゃんは「うち」という比較的砕けた名詞を用いていることがわかる。であるならば、雪美ちゃんはアイドル同士の会話で、以前ほど畏まらない言葉を使うようになったのではないかとされる。なお、goo辞書では「うち」について以下の項目もある。


一人称の人代名詞。わたし。わたくし。自分。関西地方で、多く女性が用いる。例:「内は嫌やわ」


あくまで雪美ちゃんの会話上のアクセントがわからないという仮定条件の元であるが、もしかすると雪美ちゃんが「私」を「うち」と言い換えた可能性もある。今までの台詞を読んできた上で可能性としてあり得るかは疑問が残る部分も多いが、ともあれ解決の為に雪美ちゃんの声優が決まって欲しいところではある。

次に雪美ちゃんの「お雑煮は白みそ」の発言について。白みそに馴染みのないプロデューサーには大きな衝撃であっただろう。少なくとも雪美ちゃんの年末年始に帰省する実家が白みそ文化圏である関西(及び四国の東側)であることは間違いなく、また今回のR台詞を読む限り祖父母とは同居している可能性は低く、一般的な核家族家庭とされる。上記から雪美ちゃんの両親の実家は白みそ文化圏の範囲外とされ、もし府内とするならば若狭湾周辺または京都市内を含んだ府南部(旧山城国)となるだろう。また、田舎の村社会で両親が多忙であまり家にいないという状況が、雪美ちゃんの裕福さの背景と矛盾するという指摘もある。しかしこれらの推測は数多くあるが、[新春ガール]では決定打に欠けるのも事実。今後の地元ネタの提供に期待していきたい。ユニット『古都よりの響音』では「私、住んでたの...ここちいい、お祭りの音......いまも覚えてる...」という台詞から、祇園祭が催されている地域の周辺に住んでいたことが発覚。京都市内で生まれ育った可能性が高いと判明した。

参考HP:小西酒造株式会社

何にせよ白みそ雑煮はとても美味しいので、ぜひ雪美ちゃんの祖父母を想いながら食べていただきたいところ。京都市内の観光地ならば錦小路通の錦市場にお店がある。わりかし甘い。

紺青のゆらめきSR/SR+

なんだこれは...なんだこれは...かわいい...

月刊少年チャンピオンで連載が始まった『アイドルマスター シンデレラガールズ WILD WIND GIRL』の第一話に出演するなど、以前に比べちょくちょく公式に顔を出しては帰るようになった雪美ちゃん。そのかいあってか、第5回シンデレラガール総選挙では26位という大健闘をみせた。その躍進の元となるSRが[紺青のゆらめき]佐城雪美SRであり、登場スパンとしては最短の三か月半を記録。当時はこのサプライズに多くの雪美Pは動揺し、また初期のフリフリ衣装に原点回帰した今回は、総選挙費用を持て余した多くのPのブーストを誘うこととなった。

特訓前は雪美ちゃんの自宅の様子である。ペロにミルクを与えている雪美ちゃんは、一見学校で着るようなセーラー服と見間違えるような私服姿。テーブルにやさしく触れる細くて綺麗な指から左手首に視線を移すと、そこには青いブレスレット。袖の華やかなフリルがあり、とても10歳の女の子が日頃着る服とは思えない。プロデューサーが自宅にくるからなのか、かなり張り切ったのかもしれない。かわいい。その自宅のリビング?とされる背景には、ペロと遊ぶものとされる赤い毛糸玉。観葉植物。明るい黄色のソファ。テーブルには肉球カップとPEROと書かれたミルク小皿(この表記によりペロはPEROのローマ字表記が確定された)があり、雪美ちゃんとプロデューサー用とされるチョコチップクッキーは、チョコがとても大きい。お菓子屋さんで買ってきたのかもしれない…。今回はペロがかなり具体的な姿で存在しており、耳の大きさや髭が手に取るようにわかる。資料としてはとても貴重な食事シーン。

台詞には「パパもママも...忙しい...にゃー...」という、佐城家の家庭事情を匂わせる台詞がある。元々両親が忙しいことはわかっていたものの、訪問した今回も両親はいないらしい。プロデューサーが自宅にきた場面で寂しさを伝える雪美ちゃんの台詞は、訪れたプロデューサーに帰って欲しくはないという雪美ちゃんの期待を匂わせる。できる限り二人と一匹で過ごしたい雪美ちゃんに、親愛を深めたプロデューサーはご飯を食べていくと回答したのだろう。

特訓後は、暗くて浅い水辺で藤の花をバッグに撮影する様子。黒のフリルが編みこまれた、やや暗い緑のドレスワンピース姿は草の葉を思わせる。その先に咲く赤い牡丹とリボンのヘアアクセサリーが、雪美ちゃんを水辺に浮かんだ一輪の花のごとく映す。半目でカメラに向かい見つめてくるその姿に、見る者を寂しさとあいくるしさで惹きつける今回の衣装姿。藤の花の花言葉は「決して、離れない。」

台詞には以下のものがある


「プカプカ......ユラユラ............私は...水辺に......落ちた...小さな......花......。きれいに...撮って......?朝が...来たら......水の中に...消えてしまう............ひとりぼっちの...花......だから............」


夜を迎え誰も見るものがいなくなってしまえば、寂しくてそのまま消えてしまう。けれど、今はまだ咲いている綺麗な自分。その姿を見て欲しい。綺麗なままフィルムに刻んでほしい。雪美ちゃんの台詞から、撮影のコンセプトは花の儚さをテーマにしているのだろうか。いつも以上に曖昧で深い意味を持つワードが並べられている。「ゆれる...水............まるで............」と、目に映るゆれる水に対しては何かを言いたそうにしていて、小さな波紋を描いて揺らぐ水辺にどこか自分の心を重ねるものがあるのだろう。親愛度上昇後の台詞でプロデューサーの手を求めるのは、水辺に落ちた自分という花を救い上げてほしい、彼女の気持ちが込められているのかもしれない。


「タオル......ありがとう............。とっても......あったかい......。○○○の......心と......おなじ......くらい......ふふっ...」


親愛度MAX台詞ではタオルを貰いあたたかいと伝えてくれる。無機質な普通のタオルを渡した返しに「タオル......あたたかい......」と言ってくれるアイドルは、雪美ちゃんだけだろう。誰かの心遣いに対して、言葉少なく感情を伝えてくる雪美ちゃんに感動せざるを得ない。雪美ちゃんはなんていい子なんだ…………。はぁ……ありがとう雪美ちゃん……。

ドーリー・ロワイヤルSR/SR+

雪で猫を作る特異なセンスを発揮した雪美ちゃん

デレステのSSR2週目や各アイドルの供給の差、課金への閉口と一喜一憂に日々を追われる中、アイドルマスターシンデレラガールズはついに5周年を迎える。モバマスでは本来課金が必要なガチャにも使えるアイテム「ジュエル」が追加され、スマートフォン向けアプリ「サイコミ」では漫画『U149』の連載スタートが始まるなど、デレアニ放映後の新展開を彷彿とさせる2016年の11月末。しかし4月の紺青のゆらめき以降、デレステどころかモバマスにも音沙汰の無い状況は、雪美Pに厳しい年越しを予感させた。加えて、橘ありすを筆頭にしたロリ組が中心の『U149』に佐城雪美が選ばれていない事実は、心労の重なっていた雪美Pに少なくない衝撃を与える。供給が途絶え、日々を暗澹たる表情で過ごす正月を終えた雪美Pにようやく訪れた希望のシルエットが、アイドルLIVEロワイヤルで登場した[ドーリー・ロワイヤル]佐城雪美である。メダル報酬で獲得できる報酬の今回は、デレステから新たに増えた雪美Pが入手するにも良心的で、冬らしい厚着のコーデが好評の非常にかわいらしい姿。懸命に雪をシャベルに乗せる様子には、日頃精神に溜まり続けていた泥をも取り除かれる想いがあったに違いない。

特訓前は浅紫のリボン付きダウンコート姿。赤みのある深い藍色の耳当て付きニットに、ムートンブーツと赤紫のマフラー、毛糸の手袋で完璧な防寒対策をしている。かなりのもふもふだが、加えてニットにはペロに似た黒猫の飾りを付けている。


『んしょ…ん、しょ……はぁ…ふぅ……。雪かき……力…いっぱい…使う……。……大丈夫……○○○と…みんなと……まだ…雪かき……したい……。大変…だけど……楽しい…から……』


アイドルコメントでは「プロデューサーとみんなと」という言葉通り、プロデューサー以外の雪かきメンバーも対象に取っている。この誰かと「~したい」という気持ちがアイドル活動に限定されず言葉にされているのはポイントで、『雪だるま…作れそう……みんなに…言って…みよう、かな……』といった台詞にも表れているとおり、以前よりさらに他アイドルとのコミュニケーションを積極的にしたい意志を感じ取れる。一方、みんなで雪かきをしているにも関わらず、『雪…ついちゃった……○○○……とって…くれる……?』といった甘える態度に関してはなんともいじらしい。かわいい。


特訓後はロワイヤルではお馴染みの縦縞シャツと、黒いジャケットとパンツ姿。渾身のドヤ顔姿が非常に印象に残る今回はかっこ…かわいい。本人はもしかしたらとてもかっこよくポーズをキメたのかもしれないが、とてもかわいい。


『大人の…感じ……○○○を…見て……参考に…した……』


また今回は大人のプロデューサーを見て、かっこよさの参考にした雪美ちゃん。この台詞は後の[クーリッシュスタイル]佐城雪美に繋がっていく...

デレステでのSSR実装とモバマス総選挙における躍進

その日、世界中で流された多くの涙。そのほとんどは、彼女を想い続けたPの瞳から零れ落ちたものだ。

モバマスにはなかったリズムゲームというゲーム性。サイゲームスの技術力を集結し、美麗で多彩な表現に飾られたMVの数々。巷で大人気のアプリとなったデレステでは、多くの新しいプロデューサーが生まれ、そこには雪美ちゃんを担当に選ぶPもちらほら見られるようになった。その一方で、稼働から500日以上経過したにも関わらず、雪美ちゃんに関しては全く音沙汰の無い日々が続く。SSRどころかSRの追加すらない更新事情に怒りと失望を覚えた雪美Pは、毎度ガチャ更新を控えた15時に待機。未来人を詐称しながら、更新のタイミングでSSR佐城雪美が登場とホラを吹く有様である。この狐に取り憑かれたような雪美Pの日常が、桜が散ってもなお続くかと思われた、その矢先、2017年4月9日15時。待望のSSR[ひみつの小夜曲]佐城雪美がついに登場。ランドセルを背負った雪美ちゃんが横画面いっぱいに現れると、現実と妄想の一致に雪美Pは言葉を失い、語彙力のない濁音の叫びを上げた後、Twitter[31]上へスクリーンショットを載せ、喜びを分かち合った。[32]おめでとう雪美ちゃん!おめでとう…!おめでとう…!春になると出没する不審者のごとく騒ぎ出した雪美Pに対して、ランドセルに装備された防犯ブザーの用意は皮肉だが、その警報すらかき消すほどの祝福がシンデレラガールズ界隈を賑わせる。長い間待ち続けていた雪美P冬の時代は遠い過去となり、また、新しい雪美ちゃんの物語が始まるのだろう。希望に満ち溢れる未来をプロデューサーに予感させた今回、その後の第6回シンデレラガール総選挙では、今までで最も高い22位を記録し、彼女のあいくるしいかわいさの証明と期待を裏付けた。日に日に増える雪美Pの分だけ、増え続けていく雪美ちゃんへの期待。それに応えようとする彼女の努力の成果は、一体どこへ向かっていくのだろうか。クーリッシュスタイルのお団子ヘアを筆頭に、新しい自分を模索し続ける日々。彼女がたどり着く新しい扉の向こう側へ、より多くのプロデューサーの歓声が待っていることを願いたい。

クーリッシュスタイルR/R+

L.M.B.G最年長日下部若葉(20)おねえさん説も根強い。クーリッシュ以降雪美と年上お姉さんとの関係については様々な議論がある。

梅雨が明け本格的な夏の幕開けの時期にも関わらず冷夏が続いた7月。涼しい夏は暑いのが苦手な雪美ちゃんのためにあると口を揃えて言う雪美Pは、冷房の効いた部屋の中、総選挙で昂ぶった熱をFGOとミリシタの課金に向ける日々が続く。その終わり31日18時、モバマス恒例の月末ガチャにて[クーリッシュスタイル]佐城雪美が突然のドヤ顔で登場。部屋でひそひそとスマホをいじって夏休みを過ごそうと考えていた雪美Pは、気合の入れた雪美のお団子水着スタイルに連れられて外に出た。そこはコンビニ。モバコインの宝庫。水遊びに興じる雪美たちの傍ら、ガチャ遊びに興じる雪美Pにとって熱くセンセーショナルな夏が来ていた。

特訓前はフリルのついた水色ワンピースの水着にお団子スタイルの髪型。全体を青系でまとめていてかわいらしく涼しげなところがポイントだが、特筆すべきはなんといってもお団子頭にまとめたヘアスタイル。お団子については以下の台詞が存在する。


『水着で…水遊び…するなら……髪も…おしゃれに…かわいくって……。おねえさん…やってくれた……。○○○…どう……?おだんご…ふわふわ……ふふ…。リボンも…かわいい……』


誰やねん『おねえさん』って!!!

このおねえさんについては定番の黒川千秋説や、劇場に共演した鷹富士茄子といった名前が挙げられることが多い。めちゃかわいい。有能。神。天才。ありがとうおねえさん...!またお団子にあるリボンだが、これはペロの形に似た装飾のリボン。いつも襟元にあるリボンをお団子にもっていく発想とペロを飾るセンスには脱帽せざるを得ない。

特訓後はボトムでビキニにフリルスカートを装い、上がピンクのキャミソール形状で水色のパーカーを着たライブ用水着衣装。花柄のカチューシャとパーカーから出ている紐も花柄で印象的。右手の緑色がかった透明の水鉄砲を向けていて、ドヤ顔をしている。ドヤ顔である。

『かわいいの…次は……かっこよく……。』という台詞どおり本人はかっこよく決めているらしいが、正直に言うとかっこ...かわいい。雪美にとってかっこいいポーズ=ドヤ顔を決めている状態なのかもしれない。ちなみに前回の[ドーリー]では、大人のプロデューサーを元にかっこよさを考えた結果がドヤ顔であった。大人ってなんだ...。

クリスタルメイズSR/SR+

『えへ...』・・・この子、可愛くないですか?かわいい

2017年はまさに佐城元年といっても誰も過言とは言えないほど良い出来事が多い。雪美Pにとっては非常に充実した1年と言えた。デレステではSSRとクリスマスドールの実装、L.M.B.G専用衣装といった思いもよらない追加があり、モバマスではドーリーとクーリッシュの追加、総選挙22位という喜ばしい結果もあった。また12月中旬開催のツアー公演、シンデレラガールズ6周年記念スパロボコラボでは、佐城雪美がフェアリオン・タイプSに搭乗。(参照:フェアリオン)この機体はフェアリオン・タイプGと対であり、原作では合体攻撃をする仕様から、同機体に搭乗する遊佐こずえとの親和性について多くのプロデューサーの注目を集めた。

年は替わり2018年1月6日。正月も終わり残り物の餅を白味噌で食していた雪美Pに、アイドルマスターシンデレラガールズ運営事務局から赤紙が届く。内容は第39回プロダクションマッチフェスティバルの開催と上位報酬クリスタルメイズSR/SR+のお知らせである。およそ5年半ぶりの雪美フェス開催の知らせに雪美Pは混乱。化石となった古の雪美Pの封印は解かれ、赤や星のドリンクを抱えた多くのプロデューサーがフリトレで睨みあった。S10Lv400開放により廃人たちの抗争が激しくなった昨今のフェスであるが、消費ドリンクのわりにボーダーも非常に高く走るイベントとしてはとてもきつい。新規や日頃無課金のプロデューサーと、走り方を知っているランナーの戦力やプレイングの差は大きく、担当アイドルが上位になったと喜び地獄を見たプロデューサーが多数存在した。この雪美フェスも例外ではない。

多くの雪美Pが散った。彼らの戦った大地には、凍りついた血と燃え尽きた真っ赤な缶が残るのみだ...。

クリスタルメイズ特訓前

あったかい............

『氷の迷路…キラキラ……きれいで……気づくと……○○○…いない…。どこ…行ったの…かな……。私を…探してる……?早く……気づいて……名前……呼んで…。私……ここにいる……』


特訓前は灰色のかかった明るい紫色のワンピース姿で、冬用に首元と袖に白い毛皮(フードケープ?)を装ったお嬢様コーデ。首元の青いリボンとフリルのついた服は定番だが、今回はスカート内側の青色系市松模様がおしゃれ。肩からかけているショルダーポーチは黒猫モチーフで、どことなくおすましプーちゃん[33]を彷彿とさせる。今回のイラスト背景では、氷の迷路をプロデューサーと歩いていてはぐれた様子が描かれているようだ。

『ちょっと…冒険気分…かも……』『氷が…鏡みたい……。どこに…行こうか……迷っちゃう、ね……』『壁に……手を……つけて……ゆっくり……転ばないように……』

迷子になって困った台詞はあるものの、今回の雪美は氷の迷路という幻想的な世界を楽しんでいるという印象が強い。以前の雪美であれば『寂しい』『離れちゃダメ』といった台詞が並ぶところであるが、そういった台詞が見られない所に雪美の中で生まれた心の余裕が見てとれる。


『手…冷たい……○○○……はやく…ぎゅって…して……』『○○○は……私を…きっと…見つけるって…信じてた……。隣に…いなくても……二つの心……通じてる…ね…』

雪美の台詞で多い手を握りたいという言葉の数々『手…冷たい………○○○と…繋げば……あたたかい……』[34]『……手…冷たい……○○○………握って…ほしい……』[35](例)だが、今回も新たに追加された。「信じてた」「心通じてる。」はプチマドモアゼルSR/SR+の象徴的な単語である。こういった過去のイラストを反芻させる台詞が多いのがクリスタルメイズSR/SR+の特徴だろう。また特にプチマドモアゼルSR/SR+を意識させる『気づいて……名前……呼んで…。私……ここにいる……』に関しては後述。


『迷路…ぐーる、ぐる……♪』


クリスタルメイズ特訓前を象徴する言葉。迷路で迷っているものの、壁に手をあてて進むと出られると考えた彼女の強さを物語っている。特訓前にはストーリー性があり

 ⇒氷の迷路でプロデューサーとはぐれる(困惑と少しの不安)

  ⇒プロデューサー(出口)を探すために氷の迷宮を冒険(幻想な世界への高揚感)(自ら脱出しようという意志が生まれる)

          (寂しさも隠れている)(背景にプロデューサーが見つけてくれるという確信と信用、安心感)

   ⇒プロデューサーと再会(信じていてよかった。プロデューサーとは心が通じているね)

といった流れと考えられる。概ねシンデレラガールズ劇場1027話のとおり。劇場では手を温めてもらったプロデューサーに「えへ...」ととても嬉しそうにしている。手が冷たくなったという言葉には、一人でいるのが所在なかったことを暗喩しているかもしれない。

プチマドモアゼルとクリスタルメイズ

無言三点リーダーの雪美は何を考えているのか?

『氷の迷路…キラキラ……きれいで……気づくと……○○○…いない…。どこ…行ったの…かな……。私を…探してる……?早く……気づいて……名前……呼んで…。私……ここにいる……』

上記の台詞についてはプチマドモアゼルSR/SR+にて(○○○......お話...してる...。私の、話......? 私のこと......いつも......考えて...くれる......。うれしい......。でも............早く...気付いて......私...ここにいる......)という台詞の後半部分に非常に酷似した内容があるとわかる。また、二つの台詞はどちらもアイドルコメント、つまりはカードプロフィールに当たる台詞であり意図を感じられる。相違点を挙げるとすればプチマドが心の声、今回が通常の台詞といった点だろう。[36]

佐城雪美―とは―2章1節プチマド項ではこの台詞を、プロデューサーが雪美と心を通じ合わせているからわかる台詞と解釈してきた。これはプチマドそのものが心を通じ合させていく物語性を持ったものと考えた結果であるが、クリスタルメイズの台詞追加により以下の仮説を立てるに至った。


仮説:プチマドの心の声[37]は雪美の「............。」をプロデューサーが読めるようになったという意を含んでいる。


まず前提として、初期の佐城雪美R/R+では『..................』『............?』『............!』という三種類の三点リーダーの無言がある。

心の声は言葉として発せられていないので「............。」という無言になる。心の中でいくら雪美ちゃんを(かわいい)と叫んでも、現実に発声されているのは「............。」であるように。

よって(○○○......お話...してる...。私の、話......?私のこと......いつも......考えて...くれる......。うれしい......。でも............早く...気付いて......私...ここにいる......)は「............。」である。


このように雪美の無言「............」には本来彼女が言葉にしたくてもできない、見えない言葉が存在すると考えることができる。時により「............」は’おはよう’の意であったり、「............」は’疲れた’の意にもなり得たりということだ。そして初期から時間が経ちプチマドの時系列になったとき、上記の「............」という言葉からプロデューサーが雪美の言いたいことを読めるようになったというのが本仮説の趣旨である。[38]

一緒にいて時に何も喋らない彼女に対し、何を考えているのかわかる(読める)ようになったということを、心の声を台詞化することで示した。これがプチマドにて雪美の心の声が台詞になった理由の一つであり、今回のクリスタルメイズはその補完だろう。[39]心が通じ合っていても、相手の伝えたい言葉が一語一句わかるわけではないのだ。今回クリスタルメイズ特訓前とプチマド特訓前のアイドルコメントの一部がほぼ同じであることで、プチマド当時、プロデューサーが雪美のことをよく理解し、考えていることがわかるほど通じ合っていたと証明している。


まとめ:佐城雪美の心が通じ合うという台詞


心が通じ合うという言葉に触れるのはプチマド以来である。 プチマド特訓前後では、物理的な距離がなくとも心を通じ合えるという変化が見られた。

『……そば、いないと……心配……。だから……隣……いて…。○○○……私…わかってる……心…通じるから……』

 ⇒『○○○…受け取ってくれた……通じるの…わかった……』

 ⇒『私…○○○……魂…繋がってる……離れても…ずっと…』

 ⇒『…アイドル……不思議……会えなくても……通じる……』

 ⇒『いつも……私を……感じて……私を……覚えてて……、私も……○○○……離れない……ちゃんと……刻まれてる……』

クリスタルメイズ特訓前では、酷似した状況下でプチマド特訓後から続く通じ合った心を確認している。

『○○○は……私を…きっと…見つけるって…信じてた……。隣に…いなくても……二つの心……通じてる…ね…』


問:以前は心を通じあうと確信した雪美が、声に出してプロデューサーを求めた理由は?


心が通じ合っているのなら、心の中で想っているだけでプロデューサーが来てくれるはず。そう考えずに言葉に出したところは、今回クリスタルメイズまでにおける雪美の成長を示した内容かもしれない。プチマド以降、親交を深めたプロデューサーだけではなく、多くのアイドルとも触れ合う機会があった。雪美はたとえ心が通じ合っていても、自分の中にある感情や言葉を相手に届けきることはできないと学んできたのだろう。『お正月……歌…上手……歌えた………○○○…ホメて……』[40]『似合うって…○○○…言った…から……自信…持てる…』[41]といった言葉の数々のとおり、伝えたい気持ちがどんなに強くとも言葉にしないと伝わらない。そういった大事なことを覚え今回の台詞に至ったのだ。

クリスタルメイズ特訓後

『私は…黒猫……。不思議な世界……さまよう……黒猫……。みんなも……ここに……迷いこんだ……?じゃあ……私と……一緒に…歌お……?それなら……退屈しない…ね……ふふっ……』


特訓後は黒い猫耳とファー付いたフードケープに身を包んだゴスロリ風衣装。黒いオーバーニーソックスの白フリルから伸びる太ももと、黒猫の人形を抱える二の腕から細い指先までがとても綺麗で美しい。襟首の赤いリボンには金色の猫が飾られていているほか、背景の絵画に猫が描かれているなど黒猫の迷宮という世界観の演出が細かくなされている。白黒で丸い市松模様の天井、歪んだ時計、金の鳥籠、シャンデリア。「みんなもここに迷い込んだ?」と問い、そしてその中心で座る雪美と、紫の豪華な肘掛け椅子。以前プチマドモアゼルにて撮影したモダンな空間とは違う、黒猫の世界観が描かれている。


■それぞれ特訓後の世界観(背景)

 ・プチマドモアゼル⇒プロデューサーが雪美のことを考えて選んだ黒猫の世界観

 ・クリスマスドール⇒プロデューサーの用意した黒猫とサンタの世界観

 ・紺青のゆらめき⇒雪美の表現する心のイメージ(世界観)

 ・クリスタルメイズ⇒雪美の描いた黒猫の世界観

今回クリスタルメイズ特訓後雪美で特徴的なのは、プロフィール(アイドル)コメントが世界観を演じながら語る台詞であるということ。他のアイドルもペロもプロデューサーも介在しない台詞をプロフィールに持ってくることで、今までのプロデューサーと会話しながら撮った世界観ではない、彼女そのものが描いた世界の表現を伝えているのではないか。


『迷宮の…黒猫……実は…おしゃべりが…苦手な…おんなのこ……。○○○の魔法で……アイドルになれた…おんなのこ……』


クリスタルメイズ特訓後の台詞はとても物語性が高い。『部屋に……猫は……何匹……?』『ずっと……さまよう……?それとも……二人で、抜け出す……?』といった台詞の数々は、プロデューサーと雪美が迷宮に迷うお話とも捉えられるほか、黒猫の迷宮という考え方もできる。不思議な世界をさまよう黒猫(佐城雪美)のお話は、プロデューサーの数だけ存在するに違いない。以前雪美が兵藤レナをまほうつかいと評したように、プロデューサーの魔法が雪美をアイドルにしたという彼女の台詞。この台詞を物語(親愛度MAX)の最後にもってくることによって、アイドルになる前の雪美が、さ迷う黒猫のように寂しく退屈していたことを伝えているのだろうか。


『アイドル………私が……。あなたが……私を……。……うん。……約束、して…………手、つないで……。……これで…大丈夫……迷わない……から。』

『氷の迷路…キラキラ……きれいで……気づくと……○○○…いない…。どこ…行ったの…かな……。私を…探してる……?早く……気づいて……名前……呼んで…。私……ここにいる……』


初期R特訓前の台詞と比べると、クリスタルメイズでは迷っても大丈夫になった雪美の心の余裕が窺えた。アイドルになる前の雪美が迷宮をさまよう黒猫のように迷っていたのなら、雪美がクリスタルメイズ特訓後で描いた世界観は、過去の自分を黒猫に仕立てた自分自身の物語であったのかもしれない。

エイプリルフール企画

モバマス2018年4月1日のエイプリルフール企画『キャラクター総選挙』ではペロが登場。一人称が"僕"と判明(?)した。 ペロと心が通じている雪美ちゃんの解釈が括弧内に反映されているのではないかとされるが、ペロはPとも友達になった関係のためプロデューサー訳も考えられる。雪美ちゃんが猫の言葉を少年のように意訳している可能性については、彼女の潜在的な趣向が反映された結果かもしれない。ペロのcvはちょこたん。


「ンニャァ…ンギャァア(雪美ちゃんの他にも、僕とおしゃべりしようとする人がいるなんて…。ちょっとくらいなら、いいよ。話そっか)」


※黒川千秋、和久井留美、塩見周子、上条春菜を挙げながら 「ニャ...ンギャアア...(優しそうなお姉さん...話すのも楽しそうって、ちょっとだけ、思えるかも...)」

※キャラクター総選挙結果発表後 (別に声なんていらないんだけどね。ぼく、友達とは心で語り合うタイプだし。まぁでも、おしゃべりしたいならしてもいい...かな)


なお、その後のイベント『刑事公演アンビバレント・バディ』では、役を演じた上ではあるものの雪美ちゃんの「あの子...女の子」という台詞からペロ♀説が一段と濃厚になった。これは小春ちゃんの「ペロちゃんは美人さん」発言を裏付ける内容ともとれるが、エイプリルフールの語り口がいかにも少年であったため謎が謎を呼んでいる。

ぷちデレラ

ぷちデレラではアイドルを目指す雪美ちゃんを手軽にプロデュースできる

佐城雪美のぷちデレラはマーチング☆メロディーSR/SR+とともに実装されている。モバマスにおける雪美ちゃんの成長過程を補完する役割のほか、カードの台詞を読むだけではわからなかった彼女の心情や、レッスンの様子を楽しむことができる。Lvを上げるにつれて台詞が変化する仕様。

本項目では、ぷちデレラ台詞の一部を抜粋して紹介。

全Lv共通

全Lv共通台詞は、雪美ちゃんのアイドル活動の根底となる台詞が多い。

「プロデューサーに......ほめて...もらう......。つらくても......がんばれる......から......」


「苦手な......もの...いっぱい......。でも......がんばって......得意に...なる......楽しい...」


「約束............叶える......。だから............手......つないで......ほしいの......」


一方で、下記のように表現への悩みを抱えている台詞が存在。共通台詞にあり続けることで、彼女がつねに抱えている課題を示しているのだろう。表現の模索という視点でマーチング☆メロディー以降のカードを見ていくと、キャットウォークでの猫をモチーフとしたもの、ロワイヤルや水鉄砲を持ちながら「かっこよさ」を攻めた様子がわかる。前者はペロを、後者はプロデューサーを参考にしており、自身の表現に身近なところからヒントを得て試すことで、自分を表現するにはどうすればいいか、考え続けているのかもしれない。


「自分を......表現..................?どうしたら......?心......誰にも...見せない............」

Lv1~10

アイドルになりたてで苦労する雪美ちゃんの台詞が多い。台詞はLv上昇後に消滅する。

「......レッスン......むずかしい......。知らない子......いっぱい......いるから......緊張............」

「............ふぅ。......オーディション......怖かった............。知らない人......いるから......」

Lv11~20

アイドル生活に慣れた雪美ちゃんの様子が垣間見える。台詞はLv上昇後に消滅する。

「......レッスン......ちょっぴり......たのしく、なってきた......。みんな......仲良くしてくれる......」

「......苦手なこと............少し......できるように...なった......。もっと......やってみる......」

Lv11~30

ここからは消滅しない台詞。消えずに残ることから、成長途上の台詞ではなく(アイドルとして一定の成長をした)現在の胸中を話していると考えられる。

「前...よりも............ちょっとだけ......おしゃべり............緊張......しなくなった......」

「撮影の......お仕事..................好き......。かわいい...衣装......着れる......から......」


「......私......話すの...苦手..................。歌なら......気持ち............伝わる...かな......」

Lv21~30

アイドル生活に慣れてきた雪美ちゃんの姿として、自分の好みを話す様が台詞にも追加される。

「あまいもの......もの............イチゴ......好き......。プロデューサー............いっしょに......食べよ...?」

「かるた......やろ......?ぜんぶ...覚えてる......。絶対......負けない...ふふっ...。」

一方で、下記の台詞では、沢山の人と触れ合うこと。歌やダンスといった未知の世界に踏み出し続けることへ、物怖じする気持ちも窺えた。アイドルとして道半ばの彼女へ到達することが、ぷちデレラにおけるプロデュース領域なのだろう。前に進む姿勢が示すその先は、プロデューサーの今後(モバマス)の腕次第といったところで台詞の追加はクローズされる。

「......たくさんの...人............歌...ダンス............怖い......。でも............やって...みたい......」

他にもLv21にて追加される台詞には、ペロやプロデューサー以外との関係も良好であると話す台詞が見られる。

今後、追加の可能性はわからないものの、モバマス本編の裏側にある関係を描いていって欲しいところだ。


「プロデューサーは......私のこと......なんでも......わかる...。まほうつかい......みたい............」

テクニカルボード解放台詞

DaVoViのそれぞれにあるボードを解放することで追加。

ぷちエピソード

ぷちデレラのメインともとれる各種レッスンのエピソード。

仲の良いアイドル

古賀小春

アイドルトークの相手役である。L.M.B.GやTBSにて共演しており、おっとりした小さなお嬢様同士の掛け合いが微笑ましい。

所属ユニット

台詞集にてご確認いただけます。

注釈

  1. 見え方の問題で黒髪かもしれません。
  2. リリース当初はこれらが『ひぐらしのなく頃に』の古手梨花や、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の黒猫に酷似しているとしてプレイヤーに覚えられた。梨花ちゃんとは違い「にぱー☆」とは笑わないし、「なのです」などの愛嬌のある語尾もない。
  3. イベントライバルユニット『長崎親善大使』や脇山珠美のサガン鳥栖コラボなど、ライブを中心にデレマス全体で+αとして要素の供給がなされている。
  4. 5thパンフレットにて、小早川紗枝役の立花理香氏が紗枝はんの同郷アイドルとして佐城雪美の紹介をしている。
  5. 他のアイドルに比べれば地域性に触れた話題は多いほう。
  6. 名字については明確なソースはない
  7. 京都へ遊びに行きたい
  8. フリルの付いた私服や衣装はどちらかと言えば近世ヨーロッパをイメージするが、京都人は昔から新しいものが大好きの県民性でもある。市内には進々堂を始めとした沢山のパン屋があり、戦前戦後のレトロモダンな雰囲気の建築物も多い。もしプロデューサーが京都に来られるのであれば、朝食に堺町通りのイノダコーヒ本店でモーニングを頼み、京大北門前の進々堂でランチを食べ、八坂神社の近くにある長楽館でアフタヌーンティーを嗜もう。雪美ちゃんが目の前に座っていても違和感のない一室がそこにあるぞ。
  9. 当時存在していた佐城雪美botに話しかけていた杉田P
  10. 劇場475話で小鳥の気持ちを想像しているシーンは要参照。
  11. 出会った頃から趣味欄は変わっていないので、今では『大切な友達との会話』になっているかもしれない。
  12. 苺パスタの関係で喜多見柚や村上巴のほうが苺のイメージがあるという指摘もある
  13. 橘ありすの登場はゲームリリース約1年後、2012年11月6日
  14. 初期の雪美ちゃんについては、後に実装されたぷちデレラの台詞も参照していただきたい。
  15. 心理学パーソナルスペースより抜粋
  16. このとき当時最強クラスのCoSR+(単色攻特大UP)の実装と年少組の登場ということで、多くの小さい女の子が大好きな自称女子小学生プロデューサーとCoP(当時3属性ではCoPが最も多く、属性による5%補正を是正したアピールボーナスの交換は存在しなかった)による熾烈な上位争いが行われている。
  17. モバマスのマイスタジオに編成しておくとこの台詞が高い頻度で流れ、プロデューサーの精神衛生上大変よろしくない。ただでさえ一度見つめられると目が離せなくなるというのに、副業の出勤前に電車のなかで下手にこの台詞を見つけてしまうと後の祭り。プロデューサーとしての帰巣本能が早く事務所に帰ろうと反対側の電車に乗り換えてしまいそうになることも多々ある。雪美の「はやく…気づいて……私…ここにいる」という台詞があるとおり、この狭い現実社会から雪美の声ひとつ見つけられない悔しさに日々暗澹とした気持ちを覚えるけれど、『そこ』にいる雪美の存在を感じるため。「明日……迎え…きて………どうしても」という『約束』を果たすため。今日を生き抜く覚悟を決め、雪美Pは副業に向かうのだ。
  18. この解釈の続きについてはクリスタルメイズを参照
  19. 後述(5節2項1目)プチマドモアゼルとクリスタルメイズにて補完しています。
  20. 公式からのアナウンスは以降全くないが、いつどのタイミングでもいいので絡ませて欲しい。
  21. この時期は思い出せば出すほど雪美P冬の時代のため、時事を絡めて陽気に解説していく。
  22. 1月に理化学研究所が世界的学術雑誌ネイチャーにSTAP細胞の論文を発表し、2月にはSONYがPS4を発売
  23. 黒猫の平均体重は3~5kgと言われている。雪美ちゃんの出身である京都の有名喫茶店からふね屋珈琲三条本店では、重さ8kgで1万円程のパフェがあるのでぜひ雪美Pは店舗まで食べに行って欲しい。メニューのからあげパフェも美味しいぞ。
  24. プロデューサーの課金額が増えたせいか、この年の4月から消費税率が5%から8%へ17年ぶりに引き上げられた。モバコインの実質的な値上げも行われ、駆け込み需要で沢山のモバコインを購入したプロデューサーも多く見られたものの、速攻で消費された。
  25. 市議は号泣し勢い余って御嶽山も噴火したという。
  26. モバコイン
  27. バスキン・ロビンス(baskin BR robbins サーティワン アイスクリーム)
  28. アイドルマスター XENOGLOSSIA
  29. スーパーロボット大戦X-Ω
  30. デレステCMに仲居クンが起用されてすぐ、解散騒動が勃発。その後、25年の歴史に幕を閉じた。仲居クンは以降も多岐に渡り活躍している。
  31. シンデレラガールズがリリースされた2011年はmobage(モバゲータウン)を代表としたポータルサイト中心のSNSが流行していたが、デレステがリリースされた2015年頃にはTwitterを中心とした新しい形態のSNSに多くのPが移行。プロデュース活動も同SNS上で盛んに行われることが多い
  32. 当時は天井(別名:ご理解9万円)が存在しなかった為、6桁を超えた課金にもかかわらず入手できず、悲しみを多く背負ったPがいたことを忘れてはならない。4月のスカチケにてSSR雪美ちゃんは選択できず、彼らが雪美ちゃんを入手するには、恒常で引き当てる以外9月のデレステ2周年まで待たねばならなかった。
  33. 関西発のグッズブランド。公式より『5歳の女の子あやかちゃんが飼っている黒ネコのプーちゃん。いつも赤い屋根の上であやかちゃんが帰ってくるのを待っているプーちゃんは「あやかちゃんとずっと一緒に居たい♪」という想いから沢山の可愛いグッズになりました。』といったコンセプトのブランド
  34. 紺青のゆらめきSR/SR+参照
  35. ドーリー・ロワイヤルSR/SR+参照
  36. 至近距離で会話をしているため心の声になったという違いでもあるが、心が通じ合うというテーマが垣間見える両イラストであるからこそ解釈の余地があるとここでは考える。
  37. 及びR+『(ふわふわ…服、可愛い…)』
  38. プロデューサーが三点リーダーに含まれた気持ちや見えない言葉をわかるようになったこと、そして雪美がプロデューサーの気持ちを感じ取ることができたということ。これが心を通じ合ったという状態である。
  39. 特訓後の黒猫をコンセプトにした椅子や背景といい、クリスタルメイズは過去のプチマドモアゼルSR/SR+を補完・再現するような点が多い。
  40. 新春ガールR/R+参照
  41. ドーリー・ロワイヤルSR/SR+参照
メインページに戻る